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平成28年2月17日に、一般社団法人全国防災共助協会と県内では初めて「減災を目的とした防災ARに関する協定」を締結しました。防災ツールの1つとして、災害時に避難所まで誘導してくれるスマートフォン向け無料防災アプリ「みたチョ」を提供します。
「みたチョ」は、GPSを利用するため、災害時に電話回線やネット回線がパンクした場合も問題なく使用できます。また、日本全国の避難所の情報がアプリに入っているため、旅行先や出張先などの土地勘がない場所でも最寄りの避難場所まで誘導してくれます。
使い方はいたってシンプルで、アプリを起動し、スマートフォンのカメラを目の前の風景にかざすと、画面に映し出された風景の上に避難所までの方向や距離が示され、誘導してくれます。
その他にも、気象庁から気象情報や地震情報を取得することもできます。
※ARとは 英語のオーグメンテッド・リアリティー(Augmented Reality=拡張現実)の略。スマートフォンなどの情報端末の内蔵カメラが映し出す現実世界の画像に、文字やイラスト、動画といったデジタル情報を重ね合わせる先端技術。
(1)市内の山県市役所東交差点で災害にあったとします。
左下の赤丸を見てください。左方向を指差しているので、最寄りの避難所である保健福祉ふれあいセンターは左方向にありそうです。よって、スマートフォンを左側に向けます。
(2)左方向を向くと、画面の上部に避難マーク、下部に三角印が表示されました。
このマークの方角約160メートル先に避難場所があるということです。
(3)避難マークの方向に少し歩きました。下部の赤丸を見てください。あと約120メートルみたいです。徐々に近づいていることがわかります。
そのまま避難マークの方向に進みましょう。
(4)避難場所である保健福祉ふれあいセンターが見えました。
このように、避難マークの方向に進むと、最寄りの避難場所に行くことができます。
※使用方法はいたってシンプルで、スマートフォンをお持ちの方であればどなたでも使用できます。ぜひダウンロードして日頃の防災活動および災害時に役立ててください。