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年頭あいさつ[令和3年1月]

記事ID:0019163 更新日:2021年1月1日更新

 皆様方におかれましては、穏やかな新春を迎えられ、健やかにお過ごしのことと存じます。

 昨年は、新型コロナウイルス感染症の拡大により、世界中がかつてない苦難の年を過ごすことになりました。山県市においても、予定していた多くの催しが中止になるなど、我慢を強いられる状況となりました。外出の自粛や新しい生活様式への変革など、行政の力だけでは乗り越えられない状況の中、一人一人が感染症対策に取り組んでいただいていることに深く感謝いたします。
 そのような状況の中でも、当市では、東海環状自動車道山県IC の開通や当市ゆかりの武将「明智光秀」を主人公とした大河ドラマ「麒麟がくる」が放映されるなど、大きな注目を集めた年でもありました。
 また、少しでも市民の皆様が元気になってもらえるよう、やまがたエール商品券の販売など市民に寄り添う事業も展開して参りました。

 今後も続くこの感染症の脅威により生活様式の変革が求められる中、いかに当市を魅力あるまちにしていくか、令和3年は真価が問われる年になります。
 まずは、当市の新たな公共交通の拠点となるバスターミナルの供用開始です。鉄道が通っていない当市において、新たな玄関口となるバスターミナルは、今後のまちづくりに重要な役割を果たすことが期待されています。新たな市内バス路線などを新設しここで連結いたします。この近くには、無料の駐車場も整備し、市民の皆様の通勤や通学、高齢者の皆様の足として役立てていただけたらと考えています。
 また、昨年大河ドラマで注目を集め、多くの観光客に訪れていただいた大桑城跡は、市の重要な観光スポットとして持続的な集客力を持たせ、その歴史的価値を再認識するために、国の史跡指定を目指し現在調査をおこなっております。
 そして、伊自良地域には、県内最大級の体験農園みとかがオープンします。近くにあるハリヨ公園も現在リニューアル工事を行っており、山県の新たな観光スポットになることが期待されます。

 今年の干支は丑です。「牛も千里、馬も千里」という言葉があるように、少しずつでも確実に前に進んでいく、確実に成長していく一年にしていく所存です。当市も山県IC開通と大河ドラマの放映により注目度が上がっている中で、それをさらなる飛躍につなげるためにも、地に足をつけ確実に前進していきたい。そのような思いをもって、今後も力強く政策を進めて参ります。

 この困難な時代を、市民の皆様との対話と共感により「魅力あるまちづくり」に尽力して参りますので、皆様のより一層の御理解と御協力をお願いするとともに、今年一年が幸多き年となりますよう御祈念申し上げまして、年頭のごあいさつとさせていただきます。

令和3年 元旦   

山県市長 林  宏 優

古城山からの朝日
古城山からの朝日