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岐阜県文化財保護センターから縄文時代の石器と土器をお借りし、それを観察することで、縄文時代の人々の生活について考える授業を行いました。
まず、4種類の石器を観察し、その用途を考えました。
加工されている様子や使った感じを観察することで、打製石斧は土掘りに、石鏃は矢の先に、磨石は木の実をつぶすのに使われていたことを見事当てることができました。
石錘だけは難しかったようで、正解を紹介すると、「なるほど!」との声が上がっていました。
「縄文時代の人たちにとって、石器は生活を支えるものだったんだ」「使い道に合わせて形を考えているところがすごい」との感想が聞かれました。
授業の最後は縄文土器の完形品を少しドキドキしながら手に取って、縄文土器の由来となった「縄文」をじっくりと観察しました。