ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 梅原小学校 > 「梅原小」新型コロナウイルスに立ち向かい、未来を拓く梅原小のみなさんへ

本文

「梅原小」新型コロナウイルスに立ち向かい、未来を拓く梅原小のみなさんへ

記事ID:0011217 更新日:2020年4月23日更新

新型コロナウイルスに立ち向かい,未来を拓く梅原小のみなさんへ

校長 小嶋 隆弘

 新型コロナウイルス感染症予防のための緊急事態宣言を受けて,どんな状況になっても学校の教育活動を継続し,児童のみなさんの教育を受ける権利を守るために,梅原小学校の教職員も今週からチーム制による2交代制のテレワークを始めました。私は,今週が在宅勤務に当たるのですが,わずか数日にもかかわらず,すでに「当たり前」の日常との違いにストレスを感じ始めています。学校に通うための,あの時間でさえも,とても貴重で大切な時間と感じます。そんな時間をすでに一月半以上も経験し,乗り越えてきているみなさんに,心から敬意を表します。
 梅原小のみなさんが,この学び舎に集い,学校生活を始めるまでにはまだ時間がかかりそうです。我慢しなければならないことがたくさんありますが,こんな時だからこそ,梅原小学校のみなさんには,今までにもお話ししてきた「3つのよい子」を大切にしてほしいと思います。

「なかよくする子」は,梅原小のよい子です。

 今,あなたと同じように,世界中の人たちが,感染予防のための行動をとっています。それは,自分と,自分の大切な人たちの命を守るためです。望んで感染する人などいません。
 しかし,それでも,誰もが感染する可能性があります。感染の危険が高いところで,私たちの命や生活を守るために働いてくださっている方がいらっしゃいます。万が一家族や友達など身近な人がそうなったとしても,それを責めるような言葉や行動は絶対にしてはいけません。なぜなら,あなたを危険にさらしたことで一番苦しい思いをしているのがその人だからです。ましてや,コロナウイルスを種に,安易な気持ちで友達をからかったり,根拠のないことを言いふらしたりすることは,決して許されることではありません。
 どうか,思いやりいっぱいのあなたでいてください。

「おはなしする子」は,梅原小のよい子です。

 限られた空間で,複数の人が暮らすことでイライラしてしまうことは,たとえそれが家族であっても当たり前にあることです。それがエスカレートしてしまわないようにするために,家族での日常的な対話を大切にしましょう。筑波大学社会精神保健学教授で精神科医の斎藤環教授は,次のようにおっしゃっています。※
   ここでいう対話とは、何かを決めるための話し合いや議論のことではありません。アタマもシッポもない、なんでもないお喋りのことです。つらいことや苦しいことも、言葉を声に出してみんなで共有すれば、軽くできます。
   望ましいのは「対話のための対話」であり、その目的は「対話を続けること」です。対話を終わらせないためにも、できるだけ結論を出してしまわないように気をつけましょう。不要不急の、何の役にも立ちそうにない、どうでもよくて、のんきで、ささいで、くだらなくて、すぐに忘れてしまいそうな、そんな話題について、時間をかけて、声を出して、お猿が毛づくろいするような気持ちで、たくさんしゃべること。そういうのが、望ましい対話です。
 どうか,家族の心を温かくするあなたでいてください。

「ひとりでできる子」は,梅原小のよい子です。

 長い休校の期間を,「時間を有効に使って,自分で計画を立てて,自分で調整しながら学んでいく」ことを練習する機会にしましょう。教科書を使って学ぶことももちろん大切ですが,自分の「得意」や「好きなこと」を発見するために,未体験な分野に触れることも,未来の自分のために有意義な学びであると思います。すでに自分の「好きなこと」を見つけている人は,それをとことん突きつめる「研究」のために使う時間を,自分で計画し,実行するとよいと思います。学校では,みなさんがそれぞれ一人で頑張っている学びをつなぐために,「オンライン学習」の準備を進めています。みんながつながったときに,あなたの学びを,友達にたくさん伝えてください。
 どうか,どんなときでも自分で学び続けるあなたでいてください。

 私たちの未来のために,今のこの困難を,みんなの思いやりの心をそろえて,乗り越えていきましょう。
 私たちは,輝かしい未来を拓く,梅原の子です。

 ※「健やかにひきこもるために」https://note.com/tamakisaito/n/nd59fa9aa39ff<外部リンク>