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さくらオリンピックの開催
運動会を縦割り班で3密を避けた種目を中心とした形に変更した「さくらオリンピック」を10月29日に開催しました。
1・2・3年生の「玉入れ」では、どうしたら玉が狙ったところに入るのか、みんなで考え、本番に臨みました。その成果もあり、練習の時11個しか入らなかったグループが、本番では39個も入れるなど、全力を出し切ることができました。3年生の子が低学年のリーダーとなり、一生懸命声をかけ、働く姿が印象的でした。
4・5・6年生による「棒引き」では、作戦タイムを有効に活用し、相手の戦略を予想し、誰と誰がペアになり、どの棒を引くのか“考えて”動く、高学年らしい姿が見られました。
全校で行った縦割り班対抗「水運びリレー」では、「がんばれ」「ファイト」「それでいい」、そんな仲間を思いやり、相手の存在を認め合う言葉が運動場にこだましました。暑いほどの秋晴れの運動場に響くその言葉は、桜尾に集う子供達、教師、すべての人の心を最高に温かい気持ちにしました。
今年のさくらオリンピックは、6年生と計画委員会が中心となり、自分達の手で企画、運営をしてきました。コロナ禍において様々な制約がありながらも、子供達が自ら創り上げた今年の運動会「さくらオリンピックは」一生忘れることのできない、かけがえのない思い出となりました。
6年生は、いよいよ卒業まであと半年となりました。後悔なくここを巣立つことができるよう、残りの半年をこの桜尾小のリーダーとして引っ張っていってほしいと願っています。そして、そんな6年生を次期リーダーとなる5年生がきっと力強く支えてくれることと思います。
今日は前期の最後の日となります。後期の桜尾小の子供達の成長が本当に楽しみです。応援よろしくお願いいたします。


