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令和5年2月28日、保健福祉ふれあいセンターで、脱炭素社会リーダー育成短期研修プログラム(第5日目)を開催しました。
当プログラムは、岐阜大学地域協学センター主催で山県市内をフィールドにした短期研修プログラム(全5日間)です。岐阜大学生を対象にカーボンニュートラルに関する基本的な知識・理解を深めるとともに、講義などで学んだ脱炭素社会実現に必要な知識を、地域住民・事業者や専門技術者、行政職員などのさまざまな人との対話と、学生同士でのグループ活動を通じて、脱炭素社会のアイデアを考え、脱炭素社会に対応できる人材育成を目的とするものです。
最終日である今回は、これまで実施したプログラムの総まとめを行いました。第1日目に実施した地域経済分析、第2日目に実施したカードゲーム「2050カーボンニュートラル」や山県市内視察、第3日目、4日目に実施した大阪府豊能郡能勢町への視察を踏まえ、学生たちから研修報告が行われました。
また、岐阜大学研修プログラム「ぎふフューチャーセンター」が開催され、「山県市の魅力を生かし、脱炭素と地域課題の同時解決を図ろう」をテーマに、学生、山県市脱炭素協議会、市職員がグループワーク形式で参加し、2030年の理想の山県市の姿を検討しました。最後には市長に向けて、理想の山県市の姿を提案しました。
中には柔軟な発想からユニークなアイデアも生まれ、大変有意義な時間となりました。
学生たちからは「プログラムを通して、今ある魅力を生かし、脱炭素と地域課題を同時解決するには、一人一人の協力が必要だと学んだ」「今まで名前しか知らなかった山県市がこんなにも魅力あることを知り、周りに広めていきたい」「これからの将来に向け視野を広げることができた」など、全プログラムを終え、さまざまな感想が生まれました。
当プログラムを通して、学生たちから多種多様な提案を頂きました。市は、山県市脱炭素協議会と連携し、頂いたアイデアを有効に活用し、2050年カーボン・マイナス・シティ実現に向け、今後の取り組みに反映していきます。