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省エネルギーと聞くと、生活の中で我慢して使用量を減らすことをイメージすることが多いです。しかし本来の省エネルギーとは、エネルギーを無駄なく効率的に使用することを意味しています。
寒い冬でも、効率よくエネルギー使用量を減らす取り組みをまとめましたので、できることからチャレンジしましょう。
寒い冬は、暖房の使用が増えるため、一年で最もエネルギー使用量が多い時期です。
適切な使用を意識し、ムリなく効果的にエネルギー消費と光熱費の削減につなげましょう。
| 種類 | 行動 | 省エネ効果※ (削減率) |
|---|---|---|
| 暖房 | 重ね着や加湿などにより体感温度を上げて、室温を下げる。 | 2.7% |
| 目詰まりしたフィルターを清掃する。 | 0.8% | |
| 窓に厚手のカーテンを掛ける。 | 0.8% | |
| 扇風機やサーキュレーターで部屋の上部の暖気を循環させる。 | - | |
| 外出・就寝時の15分~30分前に暖房を消す。 | - | |
| 照明 | リビングや寝室などの部屋の明るさを下げる。 | 1.5% |
| 不要な照明はすべて消す。 | 4.5% | |
| 冷蔵庫 | 冷蔵庫の冷やしすぎを避け(「強」→「中」)、扉を開ける時間を減らし、食品を詰め込みすぎないようにする。 (食品の傷みには注意してください。) |
1.5% |
| 壁との間に適切な間隔を空けて設置する。 | - | |
| 熱いものは冷ましてから冷蔵庫に入れる。 | - | |
| テレビ | 省エネモードに設定して、画面の輝度を下げる。 見ていない時は消す。 |
1.0% |
| 温水洗浄便座 | 温水のオフ機能、タイマー節約機能を利用する。 機能がない場合、使わない時はコンセントからプラグを抜く。 |
0.2% |
| 洗濯機 | 洗濯は容量の8割以上を目安にまとめ洗いをする。 | 0.3% |
| 乾燥機 | 衣類乾燥機(洗濯機の乾燥機能含む)や浴室乾燥機は、部屋干しと併用して使用時間を短くする。 | 0.5% |
| こたつ | 使用時間を半分にする。 | 1.0% |
| 上掛けなどを活用し、暖気を逃がさないようにする。 | - | |
| 電気カーペット | 暖房面積を半分にする。 | 0.9% |
| 電気カーペットの下に断熱マットを敷く。 | - | |
| 給湯・お風呂 |
お湯の出し過ぎに注意する。シャワーの時間を短くする。 |
5.6% |
※「省エネ効果」は1日の家庭の電気使用量(平均)に対する省エネ効果の概算値。
「-」については、使用状況・地域・気候条件などによって変動するため未明記。
家庭には、他にも消費電力が大きい家電製品があります。
(アイロン、電気ポット、電子レンジ、ホットプレート、トースター、IHクッキングヒーター、食器洗い機、浴室乾燥機、掃除機 など)
冬季に限らず、省エネ行動に取り組んでみましょう。
| 種類 | 行動 |
|---|---|
| ライフスタイル | 家族そろってリビングで過ごし、人のいない部屋の照明・エアコンを消すなど、ライフスタイルの見直しを心がける。 調理家電も余熱や保温を活かして、使用時間を短くする。 |
| 床暖房 | 床暖房は就寝やお出かけ前の30分前に切るようにする。 |
| 自動車 | エコドライブを心がける。 ふんわりアクセル(10%程度燃費改善効果あり) 減速時は、早めにアクセルを離す(2%程度燃費改善効果あり) など |
| 公共交通機関など | 外出時は、公共交通機関や自転車をなるべく利用する。 |
| 省エネ製品 | 蛍光灯や白熱電球をLEDに、古いエアコンを新しい省エネエアコンに換える。 |
| 家屋の断熱 | 窓ガラスを複層ガラスに交換し、家屋の断熱性を高める。 |
| パソコン | 省電力設定を活用する。 |
| 掃除機 | 詰まった紙パックは交換する。 |