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小数を最初に学ぶのは3年生です。「小数の意味と表し方」「小数のたし算やひき算」を学びます。4年生では,乗数(かける数)や除数(わる数)が整数である場合の小数のかけ算やわり算を学びます。そして5年生では,「小数のかけ算」「小数のわり算」を学びます。こうしてみると,学年ごとの積み上げがとても大切であることが分かります。小数のわり算の単元では,整数÷小数➡小数÷小数の順で学びます。もちろん,筆算のやり方も学びます。筆算で何気なくやっている小数点を移動させるやり方は,小数を整数になおして考えることで求めているのです。どうしてその考え方でよいのかを説明できる力がとても大切になります。