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6年生理科では,「植物の水の通り道」について実験を通して学んでいました。しおれた植物の根元に水を与えると,植物はいきいきと元気になります。これは,誰でも経験から知っていることです。課題「なぜいきいきするのか?」➡予想「きっと,根から水を吸い上げたから」➡「では,根から吸い上げられた水は,植物のどこを通ったのか?」➡「茎や葉を通ったのではないか?」ということで,ほりあげたほうせんかに色水を吸い上げさせました。時間をおいて観察してみると…茎や葉が,色水の赤色に染まっています。
その後,茎や葉をカッターで薄く切って顕微鏡で観察しました。さて,どんなふうに見えたのでしょうか?実は,この学習も,中学校2年生「植物の体のつくりと働き」につながるものです。中学校で学ぶ道管,師管という用語こそ出てきませんが,6年生での学びが,そのまま中学校につながっていきます。ご家庭でも,ぜひ「どんなふうに見えたの?」と話題にしてあげて下さい。