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秋は「〇〇の秋」とたとえられる季節ですが,その中に「芸術の秋」があります。今,まさに伊自良南小学校では,どの学年も,大変充実した図画制作に取り組んでいます。それは,担任に加え,もう一人の先生が加わり,専門的な指導を行っているためです。それにより,子どもたちは,興味をもって,楽しく,真剣に学ぶことができています。図画工作の時間は,週に1~2時間程度です。そのため,取り掛かりから完成までには,何週間もの長期の取組が必要となり,毎週の授業で,どれだけ意欲を持続させて取り組むかが重要となります。よいものや本物に触れることは,子どもたちにとっては刺激となり「あんなふうに描いてみたい」「あんな色を作ってみたい」と,憧れや願いを抱いて制作に向かっています。
【2年生 虫となかよし】生活科の学習で虫を飼育した時のことを描いています。かまきりやバッタなど,本当にじっくり見て描かれています。「ぼく(わたし)の絵はこれだよ!」と,誇らしげに指をさして教えてくれました。
【3年生 リコーダーをふく自分】対象をじっくり見て描くことに誰もが真剣に取り組んでいます。箸ペンで輪郭をなぞることで,力強いタッチになりました。パレットの使い方を学び,透明感のある色を次々とつくりだしていました。
【5年生 大造じいさんとガン】一版多色刷り版画の制作に取り組んでいます。線彫りを終え,版に絵の具をのせ,黒の画用紙に刷っていました。どれぐらいの水加減がよいのかを,何度も試していました。