本文
アーノルド・ローベル作「お手紙」は,2年生が国語で学ぶ名作です。お手紙をもらったことのないがまくんの様子を見て,急いで家に帰ったかえるくん。かえるくんは,がまくんのことを思ってお手紙を書き,それをかたつむりくんに預けます。そしてかえるくんは,急いでがまくんの家に戻り,二人でお手紙が届くのを待つというお話です。子どもたちは,3人一組となり,役割を決め,お面もつくりました。場面の様子を思い浮かべ,登場人物の行動や気持ちを具体的に想像しながら音読します。自分が工夫したいところを挙げ,「〇〇くんの………の様子がよく分かるように読みます」と語ってから読み始め,グループの発表が終わるごとに,よかったところを仲間が見つけて発表します。ご家庭でも,子どもたちの音読を毎日聞いて頂いていると思います。このシリーズには,ほかにもお話があるので読んでみるのもいいですね。「読書の秋」です。ご家族で,同じ本を読み合うことも,学校での学びがつながり広がるきっかけとなります。ぜひ,チャレンジしてみてください。