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物には名前があります。みかん,りんご,バナナは一つ一つの名前です。それらをまとめた名前もあります。くだもの,さかな,やさいというのがそれにあたります。この単元では,おみせやさんごっこをすることで,上位語と下位語の関係をとらえられるようにします。子どもたちが考えたお店の名前は実にユニークでした。自分が店主ですので,店の名前には自分の名前が入っています。また,何を売っているお店なのかも分かるように名付けられていました。お肉屋さん,スポーツ用品店,くだもの屋さん等々,コロナ禍で買い物もゆっくりと楽しんでできない日々が続いています。広告を活用して,家でも子どもたちとおみせやさんごっこをして,下位語,上位語の概念を遊びながらとらえられるとよいです。日用品も食料品も薬も一つのお店で販売している時代だからこそ,下位語と上位語の関係を正しく理解することが大切であり,語彙を豊かにすることにもつないでいきたいです。