本文
3年生から6年生までの書写は教科担任制をとり,戸崎先生に指導いただいています。今日は,5年生,6年生はそれぞれ2時間かけて「ろう書き」に挑戦しました。先週のうちに,手順を知り,どんな一文字を書くのかを決めてくるよう伝えられていました。「書」はまさに,書き手の思いや願いを表す芸術,アートであることを改めて教えられた授業でした。「ろう書き」のろうとは「蝋」であり,温めて液体の状態になったところに筆を入れて書きます。もちろん,外気にふれれば,冷めてすぐに固まってしまいますので,スピード感をもって書き上げます。一気に書くことで,集中力も高まります。その後,半紙を持ち上げ,別のコーナーで,文字の周りを着色します。その後,あて紙を載せて,上からアイロンで熱を加え,色塗りした部分が乾けば完成です。どんな文字を書いたのか,そこには,どんな想いが込められているのかを,ご家庭で話題にしてみて下さい。