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21名の卒業生が小学校の課程を修了し,伊自良南小学校を卒業していきました。2カ月遅れの学校再開,「6年生になったら,あんなこと,こんなことに挑戦したい」との思いがあっただろうに,叶わなかったこともたくさんあった一年でした。そんな中でも,どうしたらできるだろう?と,ねばり強く挑戦し続け,幾つもの新しい企画を21名全員で実現させました。その姿は,下級生の心に感謝と憧れを抱かせ,確かな伝統となって受け継がれていくことでしょう。小学校を卒業するとは,義務教育の集大成である中学校課程の入口の扉を開けることでもあります。小学校で培った財産を糧に,「なりたい自分」を描き,そのための目標を立て,小さな一歩を着実に積み重ねて下さい。やがては,それが確かな力となります。いつか,また一回りも二回りも成長したあなたたちに会えることを楽しみにしています。ご家庭,地域の皆さん,6年間子どもたちを温かく見守り支えていただきありがとうございました。