感染症を予防するために
細菌やウイルスのようなごく小さな生物の中には、人の体内(または皮膚表面)で増殖し、病気を起こすものがあります。これを「病原体」といい、感染症の原因となります。
感染症を防ぐには、「病原体が体内に侵入する感染経路を断ち切る」こと、「体内に侵入しても病気を起こすまでに増殖させない」ことが主な対策です。
感染症を予防する生活習慣
- 手洗い
石けんによる手洗いが感染の機会をなくします。
- 咳エチケット
咳やくしゃみをした時のしぶきにはウイルスが含まれています。マスクをすることで、自分のしぶきで他人に移さない注意をしましょう。
- うがい
口腔やのどの洗浄をして、細菌やちり・ホコリなど粘液と一緒に取り除きます。
- 湿度・換気
室内の湿度管理(40~60%)とこまめな換気を行いましょう。
- 予防接種
乳幼児期・高齢期を中心に予防接種法による定期の予防接種が実施されています。接種年齢を迎えたら忘れずに接種しましょう。
- 規則正しい生活習慣
バランスの良い食事、十分な休養、睡眠、適度な運動、体を清潔に保つことなど、体内で増殖させない健康な体をつくることも大切なことです。