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帯状疱疹予防接種が予防接種法上のB類疾病に位置づけられ、令和7年度から定期接種化されます。
※帯状疱疹予防接種定期接種化に伴い、昨年度実施していた山県市帯状疱疹ワクチン接種助成事業は令和6年度をもって終了しました。令和7年3月末までに接種した人は、接種日から3カ月以内の申請であれば、費用助成が受けられます。
帯状疱疹は、水ぼうそうと同じウイルスで起こる皮膚の病気です。日本人成人の90%以上は、帯状疱疹の原因となる水痘(水ぼうそう)ウイルスが体内に潜んでおり、発症すると体の左右どちらかの神経に沿って、痛みを伴う赤い斑点と水ぶくれが多数集まって帯状に生じます。
症状の多くは上半身に現れ、顔面、特に目の周りにも現れることがあります。加齢、疲労、ストレスなどによる免疫力の低下が発症の原因となることがあります。また、皮膚症状が治った後も、長い間痛みが残る帯状疱疹後神経痛(PHN)になる可能性があります。
帯状疱疹は50歳代から発症率が高くなり、80歳までに約3人に1人が発症するといわれています。子どもの時に水痘ウイルスに感染した場合、ウイルスに対する免疫を獲得しますが加齢に伴い免疫も弱まっています。ワクチンを接種することで免疫を強化し、発症リスクや重症化リスクを抑えることができます。
山県市に住民登録がある人で(1)(2)のいずれかに該当する人
(1)接種日において65歳の人
(2)接種日において60歳以上65歳未満の人であって、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)により免疫機能に障害があり、日常生活がほとんど不可能な人
※5年間の経過措置(令和12年3月31日まで)として、5歳年齢ごと(70、75、80、85、90、100歳)の人も対象となります。また、令和7年度については100歳以上の人も対象となります。
種類 | 接種回数 | 自己負担額 |
---|---|---|
生ワクチン(乾燥弱毒生水痘ワクチン) | 1回 | 2,500円 |
組換えワクチン(乾燥組換え帯状疱疹ワクチン) | 2回 | 6,500円(1回分) |
令和8年3月31日まで
山県市帯状疱疹予防接種指定医療機関 [PDFファイル/31KB]
※市外の岐阜県広域化予防接種事業に協力している医療機関でも接種できます。
岐阜県広域化予防接種事業 協力医療機関<外部リンク>
※対象者には5月上旬に予診票を送付します。
※昨年度までに助成を受けた人には予診票を送付しません。2回目を定期接種として受けたい人は健康介護課まで問い合わせてください。