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昨年度、地域防災力の向上を図り、地域における防災活動の担い手となる防災士を養成することを目的として、市で防災リーダー養成講座を開催しました。
講座では、防災知識を座学で学ぶだけでなく、非常食の調理や救命講習などの実技カリキュラムにより、実践的な能力も身に付けることができます。
この講座では、市内の中学生および高校生も受講し、大人にまじって防災士資格取得試験を受験。見事合格した6人が防災士に認定されたことを受け、市役所公室で報告してくれました。
防災の基本は「自助・共助・公助」の3つです。災害の規模が大きくなるほど、細かいところまで「公助」(行政による救助・支援)が機能しにくくなるため、自分たちの身は自分たちで守る「自助」や家族や近所の方々と助け合う「共助」が大切となります。
今回、市内で初めて中高生の防災士が誕生したことをうけ、大変頼もしく思いました。今後、山県市の未来を担う若い皆さんの力で、防災力の向上および自主防災組織の活性化を図り、災害に強いまちづくりに繋げていただけることを期待しています。
市長に報告する中高生たち
防災士の資格を取得した中高生たち
非常食を調理する受講生たち
災害図上訓練をしている受講生たち