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市民公開講座「認知症映画会」を開催[平成30年6月]

記事ID:0002091 更新日:2018年7月3日更新

 6月30日、花咲きホールで、「認知症映画会」を開催し、約350人が参加しました。

 「徘徊 ママリン87歳の夏(田中幸夫監督)」は、認知症の母と娘、そして周囲の人々の姿を描いたドキュメンタリー映画です。昼夜の別なく近所を徘徊する母と娘の日常生活をとおして認知症とのかかわり方をありのままに映しています。参加者は、ユーモアを交えて楽しく接する娘と母との会話に時折笑いながらも、「自分が、家族がもしも認知症になったら…」とふと思わずにはいられない作品に食い入るように見ていました。

 鑑賞後、認知症サポート医の鳥澤英紀氏による講演及び市地域包括支援センターによる認知症の取組みの紹介を行いました。

 鳥澤氏は、認知症の種類や症状の説明のほか、「認知症は生活習慣病が関連しており、規則正しい生活や運動を心がけることで予防ができる。認知症は治らないからと絶望するのではなく、進行を遅らせることもできるため、1日1日を大切に生きてほしい。また、認知症の人のご家族は、かかりつけ医や薬剤師、地域包括支援センターや行政機関などに気軽に相談してほしい」と呼びかけました。

 山県市は、認知症の早期発見や対応、認知症になっても安心して暮らしていけるように次の取組みを行っています。ぜひご利用ください。

認知症への取組み

認知症カフェ

 認知症の人とその家族が気軽に立ち寄れるカフェです。地域住民、介護や医療の専門職の人など誰でも参加でき、お茶を飲みながら交流ができます。

認知症サポーター養成講座

 認知症を正しく理解し、認知症の人や家族を温かく見守る応援者(認知症サポーター)になっていただくための講座です。

認知症初期集中支援チーム

 研修を受けた地域包括支援センター職員と認知症サポート医がチームとなり、早期診断と対応に向けた支援体制。チームの職員が半年をめどに、集中的に関わり自立支援のサポートを行います。

山県市地域包括支援センター

高齢者等の日常生活、福祉、医療、介護についての相談を受け必要な支援などの総合相談、介護予防ケアマネジメント、括的・継続的ケアマネジメントを行います。

認知症サポート医の鳥澤英紀氏による講演の画像
認知症サポート医の鳥澤英紀氏による講演

地域包括支援センターの紹介の画像
地域包括支援センターの紹介

認知症カフェの画像
認知症カフェ

認知症サポーター養成講座の画像
認知症サポーター養成講座

お問い合わせ

総務課 人事秘書室 電話:0581-22-6821 Fax:0581-27-2075
健康介護課 電話:0581-22-6838 Fax:0581-22-6841