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11月19日(月曜日)、リトアニア最大の国立音楽学校であるビリュス・バリス・ドヴァリョーナス音楽学校の合唱団「ビバ・ボーチェ」(14~20歳)34人が山県市を訪れました。
市役所公室にて表敬訪問の後、伊自良地内で連柿見学、伊自良湖散策、甘南美寺拝観に赴きました。その後花咲きホールにて、伊自良中学校の生徒が英語で岐阜県を紹介したりお互い合唱を披露しあったりと交流を深めました。
第二次世界大戦中、岐阜県出身の外交官杉原千畝がリトアニアで「命のビザ」を発給して多くのユダヤ人を救ったことがきっかけとなり県とリトアニアとの交流が生まれ、このたび合唱団の初めての来日に至りました。
前日に、ぎふ清流プラザで開かれた「ビバ・ボーチェ」のコンサートでは約400人の来場者を前に「さくら」「アヴェ・マリア」などお馴染みの曲を披露した後、県合唱コンクール金賞を受賞した長良高校コーラス部と共演し「赤とんぼ」「ふるさと」などを歌いました。心が洗われるような澄みきった歌声は鳥肌が立つほど感動しました。
「命のビザ」で繋がったこの縁を大事にし今後も末永く交流を続けていきたいです。
表敬訪問の様子
連柿について説明を受けるリトアニアの学生たち
甘南美寺で記念撮影
伊自良中学生との交流の様子
コンサートの様子