ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 市長の部屋 > 年頭あいさつ[平成31年1月]

本文

年頭あいさつ[平成31年1月]

記事ID:0002129 更新日:2019年1月1日更新

 皆さんにおかれましては、輝かしい新春を迎えられ、健やかにお過ごしのことと心からお慶び申し上げます。

 本年は、4月末で30年以上続いた「平成」が終わりを迎え、元号が変わる節目の年となります。振り返れば、平成の始まりは、ベルリンの壁の崩壊や米ソ冷戦の終結など、世界情勢が大きく変化した時期であり、また我が国では、バブル景気がピークを迎えた頃でした。「平成」という元号は、国の内外ともに平和になるという意味と願いを持っていました。
 時代が変わるという期待とともに始まった平成時代でしたが、必ずしも、平和で安らかな時代ではなかったかもしれません。世界では、各地でテロ行ためが繰り返され、我が国でも、阪神淡路大震災、地下鉄サリン事件、東日本大震災、熊本地震など、各地で事件や事故、大災害などが頻発いたしました。
 こうしたなか、「ふるさと山県」を未来の若い世代へ引き継いでいくことや、平和への願いを込めて、山県市では昨年9月、「山県市非核平和都市宣言」を制定いたしました。新しい時代が平和な時代になるよう願っております。

 山県市は、平成の大合併で誕生し、今年で16年目となります。本年は、山県市にとっても節目の年でございます。2019年度中には、東海環状自動車道のインターチェンジが開設される予定でございます。着々と工事が進み、高架が次々とつながって行く様子を見ていると、新しいまちができてくることを実感いたします。東海環状自動車道が、山県市を未来につなぐ道となるよう、さまざまな施策を実施してまいります。
 平成31年度予算は、「包括的な子育て支援と女性の活躍」「インターチェンジ開通を契機としたまちづくり」「健康寿命の延伸と高齢者の活躍」の3つを重点事項として、現在、編成を進めております。

 そして、2020年1月にスタートするNHKの大河ドラマ「麒麟がくる」は、山県市内にもさまざまな伝承がある「明智光秀」が主人公です。山県市は、明智光秀や土岐家にまつわる史跡が多く残っております。この地域を多くの人に知っていただくチャンスを逃すことのないように、今年からしっかりPRしてまいります。

 本年の干支は、「亥年」でございます。十二支のサイクルでは、次の新しいスタートに向け力を蓄えるときでもあるようです。目前のインターの開設、大河ドラマの開始と、新しい時代は、山県市にとってもチャンスのときです。

 「ときは今!」

 今年も市民の皆さんと一緒に、地域がもつ魅力を今一度見つめ直しながら、活力ある地域づくりを行っていきます。

 皆さんのより一層のご理解とご協力をお願い申し上げるとともに、ご健勝とご多幸をご祈念申し上げまして、年頭のごあいさつとさせていただきます。

平成31年 元旦 山県市長 林 宏優

市役所門松の画像
市役所門松

山県市役所の画像
山県市役所