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3月4日、北村嘉久氏が表敬訪問され、岐阜弁で詠んだ短歌と岐阜地域で撮影した写真を題材に発行された「写歌集」とパネル38点を寄贈されました。
喜多村バルブ株式会社(旧美山町)創業者である北村静男氏のご子息である北村氏は、山県市で育ち、同社の経営に携わってきました。
「趣味が写真で撮りためていたが、写真だけでは意図が的確に伝わらない気がしていました。そこで写真に短歌を添えることで表現の幅を広げられるのではないかと思い制作を始めました。」と話す北村さんは、2001年から15年にわたり「写歌集」を発行されました。作品集をこのまま眠らせてしまうのは忍びなく、ぜひ市で活用していただきたいと申し出があり寄贈にいたりました。
「方言は失われていくものですが、魅力や価値が沢山含まれています。写真とともに形に残すことの大切さと岐阜の魅力発信に役立てたい」と思いを伝えられました。寄贈いただいた作品については、今後市内公共施設等で展示するなど検討させていだだきます。ありがとうございました。
表敬訪問の様子
表敬訪問の様子