本文
6月26日、県立岐阜工業高等学校で電子機械工学と航空機械工学を学ぶ2年生119人が、市内水栓バルブ製造業への理解を深めるため、市役所と市内企業を訪問しました。
山県市美山地域は「水栓バルブ発祥の地」で、戦時中、名古屋地域で金属加工を学んだ職人が同地域に工場を立ち上げたのがきっかけになります。その後、加工技術が継承拡大し、現在では市全体で水栓バルブ製造関連企業が約100社集積する国内屈指の生産地として、水栓バルブ製造品出荷額の4割(全国シェア1位)を占めるほど大きく発展しました。
当日は、株式会社水生活製作所の早川徹代表取締役社長から水栓バルブの歴史と製造工程についての説明があり、「水栓バルブ製造は県を代表する地場産業にまで成長しています。市内の水栓バルブ関連企業は規模は大企業に敵わなくても、大企業にはない技術をもち、日本の水回りを支えていることを誇りにもって働いている職人が多い。皆さんも一生懸命働いて、給料をもらって、幸せな人生を歩んでほしい」とメッセージを送られました。
高校生の皆さん、山県市内企業で働き一緒に地場産業を盛り上げてみませんか。
市役所訪問
株式会社水生活製作所 早川徹代表取締役社長
企業訪問
総務課 人事秘書室 電話:0581-22-6821 Fax:0581-27-2075
まちづくり・企業支援課 電話:0581-22-6831 Fax:0581-22-2118