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校長より

記事ID:0004924 更新日:2023年4月1日更新

​ 豊かな心で たくましく生きる 梅原の子

校長 寺田 祐美子

 本校は、明治5年(1872年)11月に、国定寺を仮校舎として開校いたしました。当時の児童数はおよそ70名との記録が残っています。その後、校地が現在地に移り、昭和47年に創立100周年、令和4年は創立150周年を迎えました。歴史と伝統ある学校です。
 平成に入ってからの本校の教育目標は、「ひろい心をもち 力いっぱいやりぬく 梅原の子」、「豊かな心をもち 力いっぱいやりぬく 梅原の子」を経て、現在の「豊かな心で たくましく生きる 梅原の子」に至っています。一貫しているのは「梅原の子」が常に位置づけられていることです。本校の教育活動が、長きにわたり、保護者のみなさま、地域のみなさまとの強いつながりの中で支えられ、願いを共有して営まれてきたことの一つの証であると思います。
 人口減少、スマート社会の到来、子どもたちはいまだかつて日本が経験したことのない時代を生きていくことになります。そして、多様な価値観をもつ人々が共存する社会の中で、自分の可能性を信じて未来を拓き、生き抜いていかなければなりません。その支えとなるのは、この梅原の地でこそ培われる、自己有用感に裏付けられた、梅原の子としての「自信」です。保護者のみなさま、地域のみなさまの愛情を基盤とした「地域の教育力」に包まれて学んでいる児童は、「やる気・やさしさ・根気・元気」を心の中に育んでいます。そのよさを、どの子も「自分(わたし)のよさ」として実感し、自分らしく成長できる学校づくりを目指します。 

 さらに、今年度は高富地域の小規模小学校(梅原小学校・大桑小学校・桜尾小学校)の連携推進に取り組みます。3校交流による多様な集団の中での交流学習や交流活用を通して、仲間とのコミュニケーションを広げ切磋琢磨する学習と、小規模校のよさを生かしたきめ細かな指導の両立に向かって取り組んでいきます。

 一層のご理解、ご協力をよろしくお願いいたします。