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認知症高齢者等見守り事業について
認知症高齢者等見守り事業とは
近年、認知症の症状のある高齢者が全国的に増加しており、認知症が原因で家族などが警察に捜索願を出した行方不明者数も年々増加しています。命に関わる場合もあり、早期発見・保護の取り組みが重要となっています。
そこで市では、認知症高齢者等見守り事業(見守りシールの配布)を開始しました。
この事業は、あらかじめ登録した情報を読み取ることができる二次元バーコードが印字されたシールを、衣服や持ち物に貼り付けておくことで、認知症の人が行方不明になったとき、周囲にいる人がスマートフォンなどでその二次元バーコードを読み取ることで本人の情報や対処方法が表示され、登録された介護者などの連絡先へも通知される仕組みとなっています。
発見者は、二次元バーコードからアクセスする情報共有システムを通じて介護者などとやり取りができるため、行方不明者の早期発見・適切な保護につながります。
詳しくは、山県市認知症高齢者等見守り事業 [PDFファイル/2.11MB]をご覧ください。
見守りシールとは
このシールを身につけている人は、認知症などの症状により援助が必要な人です。
衣服や持ち物に貼り付けて使用します。
このシールは無料で配布します。(1人当たり40枚配布)
対象者
- 市内に居住する在宅の高齢者で、認知症などによる徘徊症状がみられる人
- 上記1に規定する人と同等の状況にあると市長が認めた人
申請方法
次の書類を記入し、健康介護課まで提出してください。
この事業を利用したいとき
山県市認知症高齢者等見守り事業利用申請書 [Wordファイル/19KB]
山県市認知症高齢者等見守り事業利用申請書 [PDFファイル/100KB]
申請後の流れ
- 申請書類を審査し「山県市認知症高齢者等見守り事業利用決定・却下通知書」により申請者へ通知
↓ - 健康介護課にて申請内容をシステムに登録
↓ - 耐洗ラベル(30枚)・畜光ラベル(10枚)を郵送
↓ - 対象者の衣服や持ち物に貼り付ける
市民の皆さんへお願い
このシールを身に付けた困っている様子の人を見かけたら、正面から優しく声をかけてください。
最も大切なことは、まず誰かが声をかけて、足を止めていただき、安全を確保することです。
対応する時は、本人から目を離さず、一人にして不安にさせないようにしましょう。
声をかける時のポイント
- 顔を見ながら、一人が声をかける。
- けがなどがないかを確認する。
- 質問を重ねたり、答えをせかしたりしない。
- 二次元バーコードの読み取りは声をかけてから行う。
- 対応に不安な時は周りの人に協力を依頼する。