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校長の独り言20201014

記事ID:0017916 更新日:2020年10月14日更新

10月12日(月曜日) 2年Webキャリア教育

 2年生は今年度,新型コロナウイルス感染症拡大防止のために,職場体験学習も働く大人講座も実施できませんでした。それでも,中学2年生の今だからこそ,自分の生き方や仕事について考える機会を与えてあげたいと思い,2年生学年主任の発案で,オンラインの職業講話を実施しようということになりました。1年生も篠島研修が中止になったので,学年主任の計画でゴロゴロの滝以外にも,今月も市内探訪を計画しています。そこで,2年生はキャリア教育として,栗拾い体験に続く第2弾,「海外で活躍する日本人とつながるWebキャリア教育」を行いました。

 私の教え子(藤澤宇乃さん)がオランダで弁当のケイタリングを起業しており,夫(品川海太さん)は日本人で建築デザイナーであり建築模型家としてオランダで起業しています。そこで,この二人に,「テレビ会議システムで同時間にオランダと美山でつながって,中学生にキャリア教育をしてくれないか」と頼んだら,喜んで了解してくれました。

オランダ

 宇乃さんはフードコーディネーターなので,オランダを味わってほしいと,事前に国際便でオランダのお菓子も送ってくれました。

菓子

 もうお一人,フィンランド在住のヒルトゥネン久美子さんにもお願いできました。フィンランドの教育視察のコーディネートや通訳,福祉関係のコーディネートもされています。

フィン

 2年生の生徒が半分に別れて,片方はオランダ,もう片方はフィンランドとつながって話を聞きました。次の時間は入れ替わって,もう一方の国のお話を聞きました。どちらの方も「自分の好きなことを大切にしていくと仕事にもつながる」,「自分にできないことがあっても,それができる仲間を見つければ大丈夫。みんなで補い合って生きていけばいい」,「仕事でも人生でも,人との出会いを大切に」と話してくださいました。

せいと1せいと2せいと3せいと4

 みんなとても真剣に話を聞いていました。質問もしっかりとできていたし,2年生の素晴らしさが光っていました。講師の方々も「話を聞いてくれて嬉しかった。話した内容に触れる感想も聞けて,話した甲斐(かい)があった。」と喜んでおられました。今は新聞づくりに励んでいますが,とても楽しみです。