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校長の独り言20201117

記事ID:0018456 更新日:2020年11月17日更新

11月9日(月曜日)音楽鑑賞会・コラボラ・芋掘り・校内ボラ

 コロナ禍で中止になった合唱交流会。その代替として音楽に関する行事で生徒たちに生の音楽を聴いてもらい楽しんでもらおうと先生たちで考えたのが,この音楽鑑賞会。校長の教え子で現在も音楽活動を続けている横山信さんに相談したところ,サックスの彼に加えて,クラリネット&ピアノの若山大祐さん,トロンボーン&ボーカルの榎谷太一さんにもボランティアで参加してもらえることになりました。さらに,本校の大原教諭も歌を披露しました。彼は国立音大とシドニー音楽院で声楽を学び,オペラデビューもしている声楽家です。伴奏に本校講師の野村先生も参加しました。「名探偵コナン」「となりのトトロ」「となりのトトロ」「美山中校歌」など,生徒に親しみのある楽曲を披露してくれました。

さっくすくらりとろんうた1うた2うた3みんなみんな2

 新型コロナウイルス感染予防対策にも配慮しました。一般社団法人日本管打・吹奏楽学会&クラシック⾳楽公演運営推進協議会のクラシック⾳楽演奏・鑑賞にともなう⾶沫感染リスク検証実験報告書をはじめ,株式会社ヤマハミュージックジャパンの管楽器や鍵盤ハーモニカなど息を吹き込む楽器の演奏時の飛沫の飛散状況を可視化する実験,クラシック音楽公演運営推進協議会のクラシック音楽公演における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン,厚生労働省:新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード,一般社団法人ジャパン・シンフォニック・ウインズ:シエナ・ウインド・オーケストラ新型コロナウイルス感染症対策検証試演会《報告と対策 》を参考に,本校音楽科の先生たちと検討を重ねました。演奏者の前にアクリル板設置,ステージ上にサーキュレーター設置,生徒はマスクとフェイスシールド着用,奏者から5m以上および生徒同士前後左右1m以上あけて着席,会話無しの指導,2F東ギャラリー窓および1F東西北および外玄関の扉すべての開放と扇風機稼働,体育館内滞在時間60分以内などです。

せいと2せいと

 生徒代表の感謝の言葉に,演奏者の方々が「みなさんに少しでも喜んでもらえたのなら良かった」と語っておられました。

 この日は盛りだくさんで,放課後は「ボランティアの日」でした。山県高校の生徒とボランティア活動をコラボする「コラボラ」で,学校から西武芸公園に向かい、ゴミを拾い地域を美しくするボランティアをしてくれました。途中で工事をしていた作業員の方が「こんなにまじめにゴミ拾いの活動する中学生は初めて見た」と感心して担当者に話してくださったそうです。

こらぼ1こらぼ2こらぼ3こらぼ4

 さらに,別の生徒は美山中の農園でサツマイモ掘りのボランティア活動に参加してくれていました。JAの皆さんにもお世話になりました。例年ほどの収穫は期待できない年でしたが,歓声を上げながらも生徒はしっかりと活動していました。

いも1いも2いも3いも4

 まだあります。音楽鑑賞会で並べてあったイスの片付けボランティアを募りましたが,ここでも本当に一生懸命働く生徒ばかりで,担当の先生も感心していました。

 美山中の子どもたちは,本当にすばらしいとつくづく感じた日でした。この子たちが幸せになるために力を尽くそうと改めて先生たちと語り合えた素晴らしい日でした。ありがとう,美山中学校の子どもたち!