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セルフメディケーションと市販薬(スイッチOTC医薬品)の普及

記事ID:0024282 更新日:2022年1月1日更新

セルフメディケーションとは

 世界保健機関(WHO)では、セルフメディケーションを「自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすること」と定義しています。日頃からの健康管理を行い、軽度な体の不調は特定の成分を含むスイッチOTC医薬品(要指導医薬品および一般医薬品のうち、医療用から転用された医薬品)を上手に活用することで、医療費も節約でき毎日健康に過ごすことができます。

※OTCは「Over The Counter(対面越し)」の英語の略

セルフメディケーション税制

対象者が自分や同一生計の家族が購入した特定のスイッチOTC医薬品の年間購入額が、合計12,000円を超える場合、確定申告をすることで所得税の控除(医療費控除 限度額88,000円)を受けることができます。

対象者

所得税や住民税を納めていて、次のいずれかを受けている人

  1. 特定健康診査(メタボ健診)
  2. インフルエンザ等の予防接種
  3. 勤務先で実施する定期健康診断
  4. 市町村が実施するがん検診
  5. 保険者が実施する健康診査(人間ドックなど)

対象となるスイッチOTC医薬品

ドラッグストアで購入できる医薬品のうち、厚生労働省ウェブサイト<外部リンク>に掲載されているスイッチOTC医薬品が対象です。

セルフメディケーション識別マーク対象商品のパッケージには左の識別マークが入っています。

領収書(レシート)には、控除対象であることを示す★印などが記載されています。

制度の利用方法

確定申告に、「対象となるスイッチOTC医薬品の購入費の明細」を添えて申告してください。

※令和3年分以後の確定申告を令和4年1月1日以後に提出するとき、定期健康診断などを受けたことを証明する書類(令和2年分以前は提出必要)の添付は不要です。申告以後5年間は、税務署から提示が求められる場合がありますので、ご自宅などに保管してください。

※セルフメディケーション税制は医療費控除の特例であり、通常の医療費控除と同時に利用することはできませんので、どちらか一方を自分で選択して申告することになります。

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