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外来種

記事ID:0025471 更新日:2021年11月1日更新

外来種

外来種とは

外来種(がいらしゅ)とは、「導入によりその自然分布域の外に育成または生息する生物種」のことを言います。例えばカミツキガメのように、元々その地域にいなかったのに、人間の活動によって他の地域から入ってきた生物のことを指します。

外来種の多くは、移動後の環境に適さず定着できないのですが、定着した外来種はさまざまな影響を与えます。

外来種が与える影響について

外来種が与える影響は、下の図のように生態系への影響だけでなく、人の生命・身体への影響や農林水産業への影響などがあります。

一度定着した外来種をすべて取り除くことは大変難しく、多くの時間と多額の費用を要します。

〈生態系への影響〉

ザリガニ植物カエル

〈人の生命・身体への影響〉             

カメクモ

〈農林水産業への影響〉

洗いグマ

※環境省「外来種を考えるページ」より一部抜粋加工して使用

外来種被害予防三原則

外来種を定着させないためにできること

 1.入れない ~悪影響を及ぼす恐れのある外来種を自然分布域から非分布域へ「入れない」

 2.捨てない ~飼養・栽培している外来種を適切に管理し、「捨てない」(逃さない・放さない・逸出させないことを含む)

 3.拡げない ~既に野外にいる外来種を他地域に「拡げない」(増やさないことを含む)

 皆さんも、山県市に生息しない外来種を外部から持ち込んだり、ペットを自然の中に捨てたり、外来種を他の場所に移動させたりしないよう気を付けてこれ以上外来種の被害を広げないように心掛けましょう。