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高富中学校PTA活動報告

記事ID:0044585 更新日:2024年9月2日更新

学校宿泊体験~避難所生活を通じて~

 昨年度の好評を受け、今年度も8月23日(金曜日)から24日(土曜日)に、高富中学校で「学校宿泊体験」を実施しました。(高富中学校PTA主催)
 地震や台風などの災害はいつ発生するか分かりません。有事の際には、学校が避難所となることが想定され、普段学校で生活している生徒たちは、避難所におけるボランティア要員としての活躍が全国的にも期待されています。もしもの時に活躍できる生徒たちになってほしい、周りの状況を見ながら協力し合える気持ちと行動が取れる人になってほしい、また、中学校生活の思い出のひとつになればと思い、PTA・学校・地域がお互いに協力しあって、今年度も企画運営を行いました。
 昨年度の参加人数を大幅に上回る118人の生徒たちが自主的に参加を希望してくれました。避難所生活を想定して、非常食の試食、炊き出し訓練、懐中電灯のみでの夜間の校内見回りなどを行い、自ら設営したテントで宿泊しました。また、30人以上のPTA保護者会員や先生、地域住民の皆さんの協力により、参加者に貴重な体験や経験を提供することができました。
 友達と過ごす時間を楽しみ寝不足になる子もいる中で、色々な準備にも積極的に協力してくれる姿がとても印象的で、終了時には、「楽しかった」と笑顔いっぱいでした。学校宿泊体験とあわせて、楽しい思い出作りとして行った生徒会主催のゲーム大会や花火大会などにおいても、学校での非日常生活を楽しんでくれましたが、今後いかなる時も率先して考え、自主的に行動してくれる人に育ってくれることを願っています。
 最後に、ボランティアとして参加いただいた皆さん、食材や機材などの提供に協力をいただいた多くの地元企業の皆さんに心より感謝いたします。生徒たちが、有事の際は地域全体の助け合いが大切であることを学んでくれたと実感しています。
 今後も、生徒たちの活動が楽しく継続できるよう、地域の皆さんの協力をよろしくお願いします。
                           高富中学校PTA会長 神原義典
テント設営の様子