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喚鐘(かんしょう)
喚鐘(かんしょう)
| 指定名称 | 喚鐘(かんしょう) |
|---|---|
| 分類 | 重要文化財 |
| 指定別 | 県 |
| 種別 | 美術工芸品 |
| 所在地 | 岐阜県山県市葛原 |
| 所有者 | 八月堂(はちがつどう) |
| 指定年月日 | 昭和53年(1978年)2月14日 |
岐阜県指定重要文化財「喚鐘(かんしょう)」は、明徳2年(1391年)に八月の観音堂の講衆16人が現世と来世の願いを込めて寄進した、通高31.8cmの小型の鐘です。
背中合わせにした2頭の竜を象った吊り手の「竜頭(りゅうず)」と、木棒で叩く的である「撞座(つきざ)」を2か所に備えた小鐘です。 鐘中央の平らな区画である「池の間(いけのま)」や、表面を格子状に区切る帯模様の「袈裟襷(けさだすき)」、上部にある斑点状の突起「乳(にゅう)」といった装飾は、小型の鐘であるため簡素化されています。半球型に隆起した撞座には、ハスの花をかたどった「蓮華文(れんげもん)」が簡略化して施されており、一見すると菊花のようにも見えます。
この鐘は過去の火災によって表面が摩耗しており、現在は音を発せず、竜頭の宝珠も識別が困難です。また、文字を刻む「池の間」の陰刻(銘文)も、火災による荒れのため判読しづらくなっています。しかし、長年人々に触れられてきたことで生じた独特の艶や風合い(手沢)によって表面は滑らかであり、美しい古色を呈しています。当時の庶民信仰のあり方を今に伝える資料です。
※一般非公開

| 関連ページ | 喚鐘[かんしょう]銘明徳二年辛未十月二十一日(岐阜県ホームページ)<外部リンク> |
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