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大切な美術工芸品の盗難にご注意ください

記事ID:0056383 更新日:2026年7月10日更新

もしものときの「記録」ありますか?

 先日、市内において指定文化財ではない美術工芸品の盗難被害が発生しました。
 文化財指定の有無にかかわらず、身近にある美術品や骨董品、古い記録資料などは、地域の歴史や文化を伝える大切な財産です。これらは一度失われると、取り戻すことが困難になります。「指定文化財ではないから大丈夫」と油断せず、防犯対策を今一度確認してください。 

1. 「写真」や「特徴」の記録を残してください

 指定文化財ではない美術工芸品は、公的な記録(台帳)がありません。そのため、万が一盗難に遭った際、詳細な記録がないと警察の捜査や発見が困難になってしまいます。
 いざというときのために、管理されている大切な所蔵品などは、あらかじめ記録を残しておくようお願いします。

記録のポイント

  • 写す:全体像(前後)のほか、傷・銘・特徴的な部分を拡大(近影)で撮影する
  • 測る:数量、寸法、重量を計測しておく
  • 記す:作者、制作年代、素材、由来、欠損や修理の跡などの特徴をメモする

美術工芸品の盗難防止チェックリスト

 大切な美術工芸品を盗難から守るため、自宅や社寺などの管理状況を定期的にチェックしましょう。

 保管・展示のチェック
  • [ ] 施錠の徹底: 保管している部屋や収納庫、展示ケースの鍵は確実にかかっていますか?
  • [ ] 鍵の管理: 予備の鍵や暗証番号が、誰でも分かるところに放置されていませんか?
  • [ ] 死角の解消: 表通りや周囲から見えにくく、不審者が侵入しやすい死角はありませんか?
  • [ ] 定期的な所在確認: 普段使わない奥の部屋にある物品など、長期間確認していないものはありませんか?
 防犯設備のチェック
  • [ ] センサーライト・防犯カメラ: 侵入口となりそうな場所(玄関、窓、勝手口など)に設置されていますか?また、正常に作動していますか?
  • [ ] 窓の防犯: 補助錠や、防犯フィルムは設置されていますか?
  • [ ] 砂利の敷設: 社寺や敷地の周囲に、歩くと音がする防犯砂利を敷くなどの対策はできていますか?
地域・周囲との関わりチェック
  • [ ] 不審者への声かけ: 敷地内や周辺で見慣れない人、不審な車両(頻繁に下見をしているような車)を見かけた際、あいさつや声かけを意識していますか?
  • [ ] 情報の管理: SNSなどに「ここに高価な美術品がある」と分かるような写真や情報を投稿していませんか?(訪問買い取り業者などに安易に見せるのも禁物です)

2. 万が一、被害に遭ってしまったら

 もしも盗難の被害に遭ってしまった場合は、文化財指定の有無にかかわらず、次の2カ所へ連絡してください。

  1. 警察署(110番通報か最寄りの警察署)
  2. 山県市役所生涯学習課文化財調査室(電話0581-32-9008)

情報提供について
 
被害に遭われた美術工芸品については、文化庁HPの「盗難を含む所在不明に関する情報提供について~取り戻そう!みんなの文化財~<外部リンク>」を通じて、広く情報提供(手がかりの募集)を呼びかけることが可能です。 まずは、生涯学習課 文化財調査室まで相談してください。
※文化庁による審査の結果、必ずしも掲載できない場合があります。あらかじめご了承ください。