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水道水における有機フッ素化合物(PFOS・PFOA)の検査結果について

記事ID:0038573 更新日:2023年9月27日更新

水道水における有機フッ素化合物(PFOS・PFOA)の検査結果について

 市内における水道水の安全性を確認するため、高富水源地の他10水源地に有機フッ素化合物(PFAS:ピーファス)の一種であるPFOSとPFOAの水質検査を実施しました。その結果、すべての地点で国が定める暫定目標値(50ng/L)以下でした。

有機フッ素化合物(PFOS・PFOA)とは

 有機フッ素化合物のうち、ペルフルオロアルキル化合物とポリフルオロアルキル化合物を総称して「PFAS」と呼び、1万種類以上の物質があるとされています。PFASには炭素鎖の長さが異なる複数の同族体が存在し、その物性は炭素鎖の長さで大きく異なりますが、中には撥水・撥油性や熱・化学的安定性の物性を示すものがあり、そのような物質は、撥水・撥油剤や界面活性剤、半導体用反射防止剤などの幅広い用途で使用されています。
 PFASの中でも、PFOS(ペルフルオロオクタンスルホン酸)やPFOA(ペルフルオロオクタン酸)は幅広い用途で使用されてきました。具体的には、PFOSは、半導体用反射防止剤やレジスト、金属メッキ処理剤、泡消火薬剤などに、PFOAは、フッ素ポリマー加工助剤や界面活性剤などに主に使われてきました。

人への影響について

 人の健康への影響については、各国・各機関で知見が集積されつつあるものの、毒性の評価は明確に定まっていません。
 動物実験では、肝臓の機能や仔動物の体重減少などに影響を及ぼすことが指摘されています。また、人においてはコレステロール値の上昇や発がん、免疫系などとの関連が報告されています。
 現在も国際的にさまざまな知見に基づく検討会が進められています。国内において、PFOSやPFOAの摂取が主たる原因と見られる個人の健康被害が発生したという事例は確認されていませんが、環境省は厚生労働省と連携し、最新の科学的知見に基づき、暫定目標値の取り扱いについて、専門家による検討を進めています。

出典:PFOS、PFOAに関するQ&A集 2023年7月時点
 (環境省 PFASに対する総合戦略検討専門家会議)

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