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いわ桜コミュニティセンター ZEB認証

記事ID:0048569 更新日:2025年5月1日更新

山県市初 ZEB最高ランク認証取得

 令和7年4月1日、2050年カーボン・マイナス・シティ実現に向け、環境にこだわったコミュニティセンターとして「いわ桜コミュニティセンター」を開所しました。
 開所に先立ち、令和7年1月に、建築物省エネルギー性能表示、通称「BELS(ベルス)」において、建物の設計段階のエネルギー消費量を106%(省エネで56%、創エネで50%)削減し、山県市の公共施設で初めて、最高ランクとなる「ZEB」認証を取得しました。

BELS認証
様子
様子1
様子3

ZEB認証とは

 Net Zero Energy Building(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)の略称で、「ゼブ」と呼ぶ。
 快適な室内環境を実現しながら、建物で消費する年間の一次エネルギーの収支をゼロにすることを目指した建物を指す。
 断熱、高効率機器による省エネ化によって消費エネルギーを減らし、再生可能エネルギーによる再エネ化によって消費エネルギー量相当をつくることで、一次エネルギー消費量を正味100%以上削減していくことを実現。
 一次エネルギー収支の達成状況に応じて、4段階のランクがあり、それぞれの基準に満たした場合、認証を取得することができる。

  1. 「ZEB」
    100%以上、一次エネルギー消費量を削減している建築物 
  2. 「Nearly ZEB」
    75%以上、一次エネルギー消費量を削減している建築物
  3. 「ZEB Ready」
    50%以上、一次エネルギー消費量を削減している建築物
  4. 「ZEB Oriented」
    延べ面積が10,000平方メートル以上の建物で、事務所や工場、学校などが、40%以上の一次エネルギー消費量削減。ホテル、病院、百貨店、飲食店、集会所などの場合は、 30%以上の削減した建物

PPAモデルとは

 Power Purchase Agreement(電力販売契約)の略称。
 設備設置事業者(PPA事業者)が施設の未利用地(屋根や敷地内など)に太陽光発電設備を設置し、施設側は設備で発電した電力を購入する契約モデルのことを指す。
 施設側は、設備を所有しないため、初期投資の負担や設備の維持管理を行うことなく、再生可能エネルギーの電力を使用することが可能。
 市は、令和6年4月に公募型プロポーザル方式にて、「やまがたテラス・西濃建設共同事業体(代表企業 株式会社やまがたテラス 代表取締役 宇野 睦)」を最優秀企画提案者に選定。同年7月に脱炭素事業に関する協定を締結し、公共施設におけるPPAモデルでの太陽光発電設備導入事業を展開。
 やまがたテラス・西濃建設共同事業体と脱炭素事業に関する協定締結

いわ桜コミュニティセンターについて

 令和7年4月、美山地域の中心地(旧美山支所跡地)に支所機能を有したコミュニティセンターを開所。支所機能のほか、次の機能を有する。

  • 交流拠点…誰でも利用できる談話スペースや目的に応じて利用できる交流活動室などを設置
  • 防災拠点…耐震性に優れた構造や防災用備蓄品の保管、非常用電源機能の確保などを整備
  • 観光拠点…自然に囲まれた公園や観光地の魅力化を目的とした観光案内所※などを設置
    ※公園の開放、観光案内所の開設は6月頃を予定

施設概要

 所在地:岐阜県山県市谷合1358番地1
 構造:木造
 延べ床面積:510.10平方メートル
 敷地面積:5,014.34平方メートル
 最高高さ:9.48メートル
 階数:平屋
 機能:美山支所、談話スペース、多目的室、交流活動室、屋外テラス


カーボン・マイナス・シティ宣言
地域脱炭素移行・再エネ推進交付金(重点対策加速化事業)
環境教育プログラム
エネルギー部会
まちづくり部会
地元金融機関意見交換会
サステナブル山県
SDGsカードゲーム交流会
岐阜大学 脱炭素社会リーダー育成短期研修プログラム
サウンディング型市場調査