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「食品ロスの削減の推進に関する法律」(令和元年法律第19号。以下「法律」という)が、令和元年10月1日から施行されました。まだ食べられるのに廃棄されてしまう食品のことを「食品ロス」といい、国内で年間約643万トン(平成28年度推計:農林水産省・環境省)と推計されています。これは、国民1人1日当たりにすると約139グラムとなり、おおよそ茶碗1杯のご飯の量に相当します。とりわけ、大量の食料を輸入に依存している我が国としては、真摯に取り組むべき課題として、食べ物を無駄にしない意識の醸成とその定着を図る国民運動として推進するため、法律が制定され施行されました。
「3010運動」とは、宴会の始め30分と最後の10分程度は自席で料理を楽しみ、料理を食べきる運動のことです。3010運動を実践し、料理を楽しみながら食品ロスを削減しましょう。
〈幹事からのアナウンス例〉
「本日は、大切な食べ物を残さないために、3010運動を実践させていただきます。乾杯後30分と終了前10分は席を離れず、食事をお楽しみください。30分経過後と終了10分前には声をかけさせていただきます。」
「それでは、30分経過しましたので、席をご移動いただいても結構です。どうぞご自由にお楽しみください。終了10分前には改めて声をかけますので、よろしくお願いします。」
「終了10分前になりました。席に戻り、料理をお楽しみください。」
・注文の際には、参加者にあわせて料理の内容や量を調整してもらいましょう。
岐阜県ホ-ムペ-ジ(食品ロスの削減について)<外部リンク>