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8月9日と10日の2日間、美山地域で、岐阜城北高校1年生10人が林業体験や自然観察などを体験する宿泊研修を行いました。
林業体験では、林業は単に木を伐採して加工するだけでなく1年を通して作業があることや、長い年月をかけて森を育てる必要があることを学んだ後、生徒は実際にのこぎりを握って間伐に挑戦しました。講師の指導の下で慎重に作業を進め、上手に木を倒せた時には歓声が上がりました。
また自然観察では、野生動物の生態調査に挑戦しました。講師の引率で森に入り、野生動物の足跡や木の皮に残された毛などを手掛かりに、野生動物の種類や行動を全員で推測しました。生徒は普段足を踏み入れることのない場所ですが、人家付近に多くの命や多様性があることを学びました。
今回、自然観察の講師を務めた星屋明孝さんは、「このような体験を通して、林業や自然に興味を持ってもらえるきっかけになればうれしい」と話されました。