本文
8月17日、市図書館で、山県市ゆかりの絵本「おかえり、フク」の作者によるトークイベントが開催され、親子約40人が参加しました。
この絵本は、市内在住の夫婦が、傷ついたニホンカモシカの赤ちゃんを保護して育てた実話を基に、令和5年7月に出版されました。イベントでは絵本の読み聞かせやニホンカモシカにまつわるクイズで参加者と交流した後、作家の北川チハルさんと画家の鈴木びんこさんが、絵本制作への思いや作品の魅力を語りました。
会場にはフクを保護したご夫婦も来場し、「自分でも忘れていた思い出を絵にしてくれた。こんなに幸せなことはない」と話されました。