先週から天気が危ぶまれ心配でしたが、富岡小の子どもたちの切なる願いも届き、本日、無事に運動会を開催することができました。
校長からは、開催にあたり、次のような話をしました。
『今年の運動会のスローガンは「力と心を合わせて 最後まで 共に 全力で楽しむ運動会」。力と心を合わせると言っても、簡単に力と心は見えません。しかし、「心」は「言葉」や「行動」で見えるようになることがあります。あたたかい「言葉」で仲間をうれしい気持ちにさせることができます。「言葉」を出すことが苦手な子でも、あなたの笑顔で仲間をあたたかい気持ちにさせることができます。富岡小学校の子どもたちには、運動会の取り組みを通して「力と心」という見えにくいものを、「言葉」と「行動」で、ぜひ目に見えるようにしてほしいと願っています。そして、一人ひとりの「全力」は違います。しかし、言葉や表情、気持ち、行動から伝わる「全力」の姿は必ず、人に伝わります。その姿は人を感動させ、自分たちも「楽しむ」ことができます。』
運動会の中では、「力と心を合わせた姿」、「共に全力で楽しむ姿」がいっぱい見られました。今年から応援団は組織として位置づけていませんが、競技が進む中で、自発的に一人ひとりが応援団員となって仲間を応援する姿が次々と見られるようになりました。小さな渦が大きな渦へと変わっていく様子が幾度もありました。これも、「全力で楽しむ姿」だったと思います。
多くのご来賓の皆さん、多くの地域の皆さん、多くの保護者の皆さんが運動場を取り囲んで声援を届けていただきました。まことにありがとうございました。今後もあたたかいご支援をよろしくお願いいたします。