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山県市立富岡小学校長 鷲見 亮
「明日も来たい学校」
1日の学校生活を終えて家に帰る時、子ども達も教職員もこう思える学校が私の理想とする富岡小学校です。「明日も来たい学校」にするためには、学校に自分の「居場所」があることと「仲間との絆」が必要です。そして何より、学校生活の大部分を占める「授業」が充実しないと成立しません。そこで、本校の教職員は子どもたちが「わかる・できる授業」と「自分と自分の周りの人を大切にできる子の育成」を目指します。
子ども達には2つの事をがんばろうと伝えています。1つ目は「あいさつ」です。あいさつは相手を大切にする気持ちが行動に表れたものです。この「あいさつ」で感心していることがあります。それは、登下校中に歩道の手前で止まっていただける車にお辞儀や大きな声で感謝できる子が増えてきていることです。もっと広がっていくといいですね。がんばる2つ目は「自分がされて嫌なことは絶対に人にしない、言われて嫌なことは絶対に人に言わない」ことです。“相手はどう思うだろう”“自分がされたら嫌だな”と常に相手の気持ちと自分の気持ちを考えられる子の育成を目指します。
令和5年5月12日