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市は、令和6年2月1日に、サントリーグループとペットボトルの水平リサイクルに関する協定を締結し、令和6年4月1日から「ボトルtoボトル」リサイクルを開始します。
サントリーグループとペットボトル水平リサイクルに関する協定締結式について
「ボトルtoボトル」リサイクルとは、使用済みのペットボトルをきれいな原料にして、また新しいペットボトルにリサイクルすることです。
リサイクル工程は次をご覧ください。
現在、日本では使用済みペットボトルの約94%が回収され、全体の約86%がリサイクルされています。これは海外と比べて日本は非常に高いリサイクル率です。ペットボトルがリサイクルの優等生といわれるゆえんです。
この高いリサイクル率から、日本ではペットボトルの多くは「ごみ」ではなく、「資源」として有効利用されています。
しかし、何にリサイクルされているかに着目すると、全体の約20.3%しかペットボトルに生まれ変わっていないことが分かっています。
ペットボトルがペットボトル以外にリサイクルされてしまうと、使用された後、焼却されてしまったり、リサイクルされても、多くの場合、数回でリサイクルの輪がとぎれてしまいます。
日常生活に不可欠なペットボトルを「ボトルtoボトル」リサイクルを通して、また新たなペットボトルへ生まれ変わることで、従来必要な化石由来燃料を減らし、CO₂排出を抑制することができます。
より多く「ボトルtoボトル」リサイクルを行うには、きれいなペットボトルの分別を行うことが重要です。きれいに分別することで、何度もペットボトルに生まれ変わることができます。
市は、市民や事業者など、市に関係するすべての人と、カーボン・マイナス・シティ実現に向けた挑戦「カーボンマイナスチャレンジ2050」を合い言葉に今できる取り組みを積極的に進め、持続可能な山県市の実現に向けて推進していきます。
きれいなペットボトルの分別方法三つのポイントを活用し、資源回収のために、ペットボトル分別に協力お願いします。