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市指定天然記念物であるこの杉は、樹齢約800年、幹周り(目通り)5.2メートルを誇る巨木です。
承久3年(1221年)、朝廷と鎌倉幕府が戦った「承久の乱」が勃発。この戦いで武勲を挙げた逸見(へんみ)氏が大桑郷を治めることになりました。その恩賞を記念し、逸見又太郎義重(よししげ)が「十五社神社」に自ら植えたと伝えられています。
室町時代には、大桑城を最後の拠点とした美濃国守護・土岐頼芸(よりのり)ら土岐一族から氏神として深く崇敬されました。境内には、土岐氏が奉納した狛犬(市指定文化財)も伝わっています。
この逸見杉は、土岐氏の栄華と戦国乱世による時代の移り変わりを神社の境内から静かに見守り続けてきた、歴史の生き証人です。
※なお、十五社神社本殿は岐阜県の重要文化財に指定されています。
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