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秋…「山県市ふるさと栗まつり」に行く

記事ID:0008018 更新日:2020年2月18日更新

「山県市ふるさと栗まつり」に行く

山県市を代表する特産品・利平栗のまつりへ

栗の画像

利平栗は、大粒で甘く、食べごたえも抜群!おみやげにちょうどいい

 

2019年9月29日(日曜)に、山県市民のほぼ全員が集まるという噂があるほど人気の秋のイベント、「山県市ふるさと栗まつり」が、四国山香りの森公園で開催されました。このおまつりの主役は、山県市生まれのブランド食材「利平栗(りへいぐり)」。昭和15年(1940)、この地で栗を栽培していた土田健吉さんが天津甘栗の甘さに着目し、大粒の和栗と中国の天津甘栗を掛け合わせ、試行錯誤のすえ新品種を開発したのです。土田家に伝わる家号「利平治」から利平栗と名付けられ、現在では山県市を代表する特産品として知られています。

利平栗の食べ頃は毎年9月中旬~10月上旬、ふるさと栗まつりの開催時期とぴったりですね。

山県市民全員が集まっているような盛況ぶり

まつりの様子

場内には100近い露店が並び、生の利平栗をはじめ、栗おこわや焼き栗、さらにこちらもご当地名物のハヤシライスなど、さまざまな食べ物を販売しています。地元で収穫された利平栗などは、あっという間に完売するほどの人気。真っ白なドーム会場ではさまざまなパフォーマンスや、バザーなども開催され、午前中から大賑わいでした。場内を歩いているだけでもワクワクした気分で、山県市民にとっての利平栗への愛情も伝わってきます。

メインイベントは栗つかみ取り

まつりの様子

なかでも大人気のイベントが、午前と午後の2回行われる「栗つかみ取り」です。

箱の中の利平栗を大人は片手、小学生以下は両手ですくうのですが、箱の上部に空いた穴がそれほど大きくはないため、大量の栗をゲットするのはなかなか難しそう…。午前中の開催時間に合わせて会場に行ってみると、すでに大行列ができていました。難しいとはいっても列には何度でも並べますから、がんばってチャレンジしてみましょう。大行列は見送り、ベテラン達の栗のすくい方を見学して午後の部に備えます。

 

山県名物のハヤシライスの露店も

まつりの様子

ひとまず栗おこわを購入して、休憩所でランチタイム。ホクホクした大粒の利平栗はおいしい! 山県市民が大好きというのも納得です。

その後はダンスパフォーマンスや、お笑いライブ、明智光秀戦国パフォーマンスなどを見ながらぶらぶら。なんだか子どもの頃のお祭に遊びに来たようで楽しい気分です。ただし9月末といっても日差しは強いですから、水分は忘れずに。

 

粒が大きいから、つかみ取りは難しい

まつりの様子

さて、いよいよ午後の栗つかみ取り開催時間です。

約20分前に会場に行くとかなり前の方に並ぶことができました。午前中の見学を生かして,手首と指をできるだけ曲げて箱の穴ギリギリを通るようにします。そして栗に手を入れて真剣勝負! 2~3粒はこぼれてしまいましたが、初心者にしては大漁です。スタッフの方にビニール袋に入れていただいて、家族への大切なおみやげがゲットできました。栗おこわにしたら4~5人前はありそう。でもシンプルに焼き栗もおいしそうだなぁ、などと想像を膨らませながら会場をあとにしました。

 

「山県市ふるさと栗まつり」基本情報・アクセス

まつりの様子

山県市ふるさと栗まつり(やまがたしふるさとくりまつり)

電話 0581-22-6831(山県市ふるさと栗まつり実行委員会)

URL https://www.city.yamagata.gifu.jp

開催場所 四国山香りの森公園(山県市大桑726-1)

交通 JR岐阜駅から岐阜バス高富行きで37分、終点下車、会場まで無料シャトルバス運行(まつり当日のみ)

時間 9~16時(2020年は要確認)

駐車場 あり(まつり当日は臨時駐車場も多数)