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「インディアンビレッジ・TWO-SPIRITS」で革小物を作る
「インディアンビレッジ・TWO-SPIRITS」で革小物を作る
革製品と銀製品の工房へようこそ
緑の中、自由な空気感の工房の前で、インディアンの酋長風にパシャリ
すばらしい秋晴れに恵まれた休日に、山県の話題スポットのひとつ、インディアンビレッジ・TWO-SPIRITに出かけました。
畑の間の細い道を慎重に運転していると、左手に西部劇の舞台のような建物が現れます。ここがまさに「皮と銀の工房」インディアンビレッジ・TWO-SPIRIT。ご主人の坂東淳さんが独学で習得した技法を奥様のヒロ子さんに伝授、シルバーはご主人がレザーは全て奥様が手掛け、アシスタントに娘さんが加わり、家族で作品をすべて手作りし仕上げています。
工房前の庭ではヤギやウサギ、七面鳥、チャボなどがのんびりとひなたぼっこを楽しんでいました。
店内の様子
この建物も6年前、ご夫婦と娘さんの手で造ってしまったというから、驚きですね。
坂東さんは若いころからアメリカ・インディアンにの作るシルバージュエリーに憧れていたといいます。「彼らはないものは自分で作ってしまいます。母なる大地を移動しながら、自給自足の生活をしていました。昔流行った西部劇に出てくるような悪者じゃないんですよ。」
フルオーダーで自分仕様の1点ものを
工房を訪れる多くの人々は、こんな色と材質の財布が欲しいと、世界で一つだけのオーダーメイドをする人々が多いのだとか。
たとえば写真右のカービングウォレット、ワニとクラウンと日本の寛永通宝を使用した財布、カエルの革と牛革の財布、といったように(4~7万円)。店内はアメリカ・インディアンの雑貨・アクセサリーでであふれんばかりで、まるで博物館のよう。カエルの革の財布なんて、持っているだけで自慢できそうですよね。
自分で作るから喜びも大きい
真鍮やシルバーバングル・シルバーリング・シルバーペンダントに革の小銭入れ・キーケースなどは手作り体験も可能です。所要1~3時間、料金は3,500~8,000円ほど。
今回は真鍮のバングル作り(3,500円)に挑戦しました。まずは真鍮の板を糸鋸で切り出します。慎重さを要求される作業ですが、坂東さんが親切丁寧に教えてくれるから安心。真鍮をバーナーで炙り柔らかなった真鍮材に金属の棒とハンマーで打って模様を付け、切り口が危なくないように指導の下、自分で周りをヤスリで削り滑らかにしたら、最後に自分の手首に合わせて曲げていただき、仕上げは自分でリューターで磨きペーパーで仕上げて作業は終了。子どもの頃から工作が苦手でしたが、でき上がりには大満足。すばらしいらしいおみやげができました。有名ブランドのジュエリーもいいけれど、自分仕様の1点ものを自分で作ったからこそ、喜びは倍増ですね。
動物たちとの触れ合いも楽しみ
レザークラフト教室の体験コースでは、コインケースかキーケースがキット付きで5,000円で体験できます。
さっそく、自作のバングルを腕に着けて、庭の動物たちとの触れ合いも楽しめましたよ。ちなみにヤギのエサは1カップ100円です。坂東さんの理想とされる半自給自足の生活の、ほんの一部が垣間見えたような気分。
最後に坂東さんと並んでウォーボンネット(戦のときの羽冠)を身に付けて店頭で記念写真を撮らせていただき、すぐにインスタにアップしました!
インディアンビレッジ・TWO-SPIRITS基本情報・アクセス
インディアンビレッジ・TWO-SPIRITS(いんでぃあんびれっじ・とぅーすうぴりっつ)
電話 0581-32-9621
URL http://www.two-spirits.com
住所 山県市大桑3341
交通 JR岐阜駅から車で40分
時間 9~18時
休日 火・水曜
駐車場 10台