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風しんが流行しています
風しん感染防止対策
首都圏を中心に風しんが流行しています。今後、全国的に感染が拡大する可能性がありますので、感染防止に努める必要があります。
風しんとは
感染者の飛まつ(唾液のしぶき)などによって他の人にうつる感染症です。風邪によく似ており、感染すると、発熱、発疹、リンパ節腫脹(しゅちょう)といった症状が認められ、多くの場合は、数日で治ります。
注意が必要な人
妊娠早期の妊婦が風しんにかかると、出生児が先天性風しん症候群(目や耳、心臓に障害がでること)になる可能性があるため、注意が必要です。
うつり方
風しんはせき、くしゃみで他の人にうつるため、特に、学校、職場、公共交通機関などの人が集まる場所で感染が拡大する恐れがあります。
みんなにできることは
- 体調がすぐれない場合には、無理して外出しないようにしましょう。
- どうしても外出が必要な場合には、せきエチケットを徹底しましょう。
- 風しんを疑う症状(発熱、発疹など)がみられるときは、医師に相談しましょう。
- 風しんの抗体価が低い30代から50代の男性のうち、明らかに風しんにかかったことがある、風しんの予防接種を受けたことがある人を除き、任意で風しんの予防接種を受けることを検討しましょう。
風しんからおなかの子どもを守りましょう
妊婦さんへ
- 抗体検査を受けましょう。
- 抗体検査の結果、陰性だった場合は、周りの人に抗体検査、ワクチン接種を検討するよう呼びかけましょう。
※妊娠中は、ワクチン接種を受けることができません。
妊娠を希望する女性、妊婦のご家族へ
- 抗体検査を受けましょう。
- ワクチン接種を検討しましょう。
予防接種を希望する人は、妊娠を希望する人等の風しん予防接種をご覧ください。