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里山移住シミュレーション! 山県暮らし体験ツアー

記事ID:0008059 更新日:2020年2月18日更新

里山移住シミュレーション! 山県暮らし体験ツアー

美しい里山の風景に憧れるなら「山県暮らし体験」はいかが?

風景画像

何ということはない、でもとても貴重な里山風景が山県では至る所に!

 

大都市・名古屋から電車と車(またはバス)を利用すれば約1時間、岐阜県の県庁所在地である岐阜市の北部に隣接する山県市は、総面積の84%が森林という、まさしく山と清流いっぱいの里山です。市内には幅広い仕事があり、子育て支援も充実。その美しい大自然と暮らしやすさ、都市部へのアクセスのよさから山県市への移住を計画している人々も多いそうなのです。

 

「市内見学会」や「山県よりあい」ではまちの企業や伝統文化を紹介

体験画像

山県市では、移住促進のためにさまざまな事業を行っており2019年度には市内をバスで巡る「市内見学会(2回)」、山県市に移住した人、移住を希望している人、地域の人が集まって交流を深める「山県よりあい(7回)」、移住を希望している人が就労体験や、自由に行程を組むことができる「オーダーメイドツアー」などを企画して、事業を進めてきました。

今回は「市内見学会」の『山県市の企業を見学!』と「山県よりあい」の『柿渋の箸袋づくり』を取材しました。

 

市内見学会1/企業見学1社目へバスで移動

見学会の様子

まずは「市内見学会『山県市の企業を見学!』」のご紹介から。この日の参加者はほどんどが愛知県からの参加者でした。

これまでにも山県市のイベントに参加した人も多く、ツアーガイドさんや他の参加者とはすでに顔見知りという方々も。

市内見学会2/山県市への移住を検討する参加者たち

山田木管工業所様

最初に訪れたのは、ドアフレームや和手ぬぐいなどを入れる木製フレームで人気の「山田木管工業所」です。

品のいいフレームに収まった和手ぬぐいはおしゃれなインテリア。まずは会議室で代表の山田等さんから商品や仕事内容などについての説明がありました。参加者から質問の手も挙がります。従業員数、男女比率、パートの比率、年齢層から、男女によって異なる仕事の内容、従業員の方は車通勤が多いのですが従業員の通勤範囲など、いろいろなお話が聞けました。

市内見学会3/若者から中高年まで移住希望者は多彩

やまがたいちご楽園雅様

現場を見学してから、「てんこもり農産物直売所」に隣接する、「やまがたいちご楽園雅」へ移動。

見学に訪れた11月上旬はまだイチゴの実は付いていませんでしたが、肥料や土壌改良剤も自社で作り、安心・安全な野菜類を作るという若いスタッフたちの情熱を感じさせてくれました。

市内見学会4/最先端の設備が揃う企業に驚き

説明会の様子

伊自良湖畔にある「ラブレイク」でランチを楽しみ、一行は給水栓金具などの製造、ユニットの製造を行う工場へ。

日常生活では目にすることの少ない、精巧な部品類が私たちの快適な生活を守ってくれていることがよくわかります。ISO9001:2015認証取得の工場には最新機器が並び、職場環境も清潔そのものでした。

市内見学会5/職場見学を通じて、将来の生活設計の参考に

四国山香りの森公園内ハーブレンド様

最後にデイサービスセンターでの職場見学、「四国山香りの森公園内ハーブレンド」に移動し、仕事に関する相談や交流を深め、この日のツアーは終了です。参加者たちは帰りのバスの中でも各所でいただいたパンフレットを開いて、将来の生活設計をあれこれと考えている様子でした。

 

山県よりあい1/憧れの柿渋染めにチャレンジ

体験の様子

次に山県市を訪ねたのは、11月半ばのこと。山県よりあいの「柿渋の箸袋づくり」の見学のためです。

山県市では、移住してもらうための市内見学会のほか、すでに山県市に移住した人との交流を深めるために「山県よりあい」というイベントも開催してきました。これまではお茶を飲みながら雑談をするというスタイルが多かったのですが、今回は山県市ならではの作業をしようと企画。

場所は柿渋染めで知られる「柿BUSHI」で講師は加藤さん、半世紀ほど前に途絶えてしまった伊自良大実柿の染物を復活させた一人です。この日は移住者、地域おこし協力隊員、地域の人たちと、愛知県や岐阜市からの参加者16人が柿渋染めをしながら交流を図りました。

 

山県よりあい2/お絵かき感覚で筆を走らせる子どもたち

体験の様子

染めの方法は,布地などを柿渋液に漬け込むのではなく、柿渋(淡色)と柿渋に鉄水を合わせたもの(濃色)の2種類で濃淡の色を使い分けて筆で描いていくというもの。

箸袋になる布に好きな模様や文字を描いていきます。参加者はさっそく、思い思いに描きはじめ、子どもたちはお絵かき感覚で、筆を走らせます。細かく模様づけする人、大胆に絵付けする人、いずれにしてもみなさん真剣な表情です。絵付けが終わったらピンチハンガーに吊して乾燥へ。

 

山県よりあい3/11月半ばは伊自良連柿づくりが最盛期

伊自良連柿

乾燥している間に、「柿BUSHI」さんからの提案で伊自良連柿の見学へ。ちょうど干して1週間ほどたった連柿が近くの農家にあり、みんなで歩いて里山散策がてらに見学。農家の方に連柿の特徴や作り方を教えていただきました。

「柿BUSHI」に戻って出来上がった作品とともに記念撮影。最後に作品を紐で結んで完成です。最後に柿の葉茶と伊自良大実柿クリームチーズ入りのお菓子ででティータイム。みなさん初めての柿渋染め体験で、絵筆で描くのが楽しかった様子です。山県市の情報交換もしながらの和気あいあいとした体験でした。

体験の様子

現在の開催予定は未定。移住についてのお問い合わせはこちらへ

問合せ:0581-22-6831(まちづくり・企業支援課)