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古城山には2つの登山道があります。
どちらの登山道も、途中に傾斜が急な所がありますので、運動靴や動きやすい服装での登山をおすすめします。また登山中は、熱中症や野生生物(熊・ハチ・マムシ)に注意してください。山頂には、昭和63年に建てられた高さ約3メートルの模擬天守閣「ミニ大桑城」があります。
【大桑城跡 攻城前】チェックリスト [PDFファイル/413KB]
【大桑城跡 攻城】必需品リスト [PDFファイル/364KB]
山頂まで:約2.1キロメートル
登山時間:約60~90分
山頂まで:約750メートル
登山時間:約20~30分
大桑城跡は、室町時代から戦国時代にかけて権勢を誇った、美濃国の守護土岐氏の山城です。
天文4(1535)年に発生した長良川の大洪水により、枝広(現在の岐阜市長良公園)にあった守護所は大きな被害を受けました。当時の守護土岐頼芸は、大桑に政治的機能を移し、城と城下町を整備したとされています。
天文12(1543)年、勢力を増していた斎藤道三との間に大きな戦いが起こり、大桑城は落城、頼芸は天文19(1550)年頃に道三によって国外に追放されました。
現在、標高407.5メートルの古城山の山頂一帯には、大小160余りの曲輪(山の斜面に造成された平坦地)が分布しており、また敵が容易に侵入できないよう堀切や竪堀が設けられ、さらに一部に石垣も残っています。
山麓の城下町の入り口には、四国堀(市史跡)・越前堀・外堀という大規模な堀と土塁からなる防御施設(惣構)が築かれていたことから、大桑城は堅固な城であったと考えられています。
※コミュニティバス・ハーバス「大桑線」は、日曜日、祝日、12月31日から1月3日は運休です。